マットレスを買う場合、まず最初に新品で買うか中古を買うかという選択肢がありますが、このページでは新品のマットレスを買う場合について解説していきます。
中古でマットレスを買おうか悩んでいるという方は、下記記事が参考になりますので目を通してみてください。
マットレスを買うならどこで買う?
新品でマットレスを買うなら選択肢は大きく分けて、近くの店舗で買うか通販で買うかの2択になります。
そして、マットレスを買う場所をさらに細かく分けた結果が下記表になります。
店舗の場合 | ホームセンター |
---|---|
量販店 | |
専門店 | |
ショールーム | |
通販の場合 | ネット通販 |
テレビ通販 | |
カタログ通販 |
結論からいうと、店舗とネット通販を併用して購入するマットレスを決めるのがベストですが、ネット通販のみで決めるのも全然ありです。
店舗のメリットは実物を見て試し寝ができるところですが、6~8時間以上横になった場合の寝心地は少し試し寝をしたくらいでは分かりません。
対してネット通販は試し寝をすることはできませんが、店舗に比べて価格が安い場合が多く、マットレスに対する情報量も多いため、他の製品との比較もしやすいというメリットがあります。
上記までの説明でマットレスを買う場所と方法が決まったという場合は、この先は読まなくても問題ありません。
ポケットコイルマットレスに関しては、当サイトでは厳選した200種類以上の製品に対して価格別徹底比較記事を作成していますので、そちらの方も参考にしてください。
マットレスを店舗で買うならどこがおすすめ?
マットレスを店舗で買う最大のメリットは寝心地を試すことができることだが、一晩寝た場合の寝心地は少し横になったくらいでは分からないと上記で説明しました。
その他のメリットとしては、店員さんに製品に関して質問することができることですが、店舗の場合はどの店舗を選ぶかによって店員さんの知識も違います。
店舗の維持費や中間業者のマージンなどが価格に含まれるため、店舗を持たないネットSHOPよりも価格が高くなってしまうのは仕方がありません。
その辺りを交えて各タイプの店舗について解説していきましょう。
ホームセンターのメリット・デメリット
- メリット
・低価格のマットレスが多い。
・その他の物も一緒に揃えられる。 - デメリット
・種類が少ないため選択肢が狭まる。
・店員さんのマットレスに関する知識は期待できない。
ホームセンターを一言で表すなら、”日用品や家具家電を幅広く取り扱っている販売店”です。
ホームセンターで取り扱っているマットレスは基本的に低価格の傾向があり、持ち帰りやすい軽量な製品の取り扱いが多い印象です。
多くの製品を幅広く取り扱っているため、寝室に必要な物を一緒に購入するには利便性が高いですが、寝具コーナーのスペースも限られており、広く場所を取るマットレスの種類は限られてしまいます。
また、店員さんの知識は浅く広くという傾向になってしまうため、マットレスに関する知識は基本的には高くないでしょう。
家具量販店のメリット・デメリット
- メリット
・自社生産のマットレスに関しては詳しく質問できる。
・その他のインテリア用品も一緒に揃えられる。 - デメリット
・他のメーカーのマットレスの取り扱いは少ない。
量販店は、特定の商品を大量に仕入れることで仕入れ値を抑え、安く販売することを経営方針としているのが特徴です。
量販とは大量販売の略で、スーパーマーケット・ドラッグストア・家電量販店・紳士服量販店・カー用品量販店など色々ありますが、マットレスの場合は家具量販店に当たります。
家具量販店を一言で表すなら”インテリアに特化したホームセンター”です。
インテリアを中心に取り扱っているので、寝具以外のインテリア用品も多く取り扱っています。
家具量販店で取り扱っているマットレスは、ホームセンターに比べると種類が多くなりますが、10万円を超えるような超ハイグレードな製品の取り扱いは少ない傾向にあります。
全国展開しているような家具量販店は、自社で生産したマットレスを中心に販売しているため、マットレスに関する知識の高い販売員も常駐していることが多いです。
そのため、自社生産のマットレスに関しては詳しく質問することができますが、他のメーカーのマットレスと比較した質問に関しては担当する販売員の知識次第になるでしょう。
専門店のメリット・デメリット
- メリット
・販売員の知識が豊富。
・複数のブランド製品の寝心地を試せる。
・オーダーメイドが可能な店舗もある。 - デメリット
・価格の高い製品が多い。
・近くにはないかもしれない。
マットレスに関連する専門店は経営者の方針や経営規模の大小によって、家具専門店・寝具専門店・ベッド専門店・マットレス専門店・枕とマットレス専門店など様々な専門店があります。
マットレスの価格も専門店の経営方針によって様々ですが、基本的にはハイグレードな製品を扱っている店舗が多い印象です。
また、専門店は自社展開しているような家具量販店とは違い、複数のブランドのマットレスの取り扱いがあるため、色々なブランドのマットレスの寝心地を比べることができるのも特徴です。
それに伴い販売員のマットレス全般に関する知識も高くなるため、特定の製品以外の寝具関連の質問に関しても詳しく聞くことができるでしょう。
ショールームのメリット・デメリット
- メリット
・販売員の知識が豊富。 - デメリット
・他のメーカーの製品はない。
・開催していない場合がある。
・予約が必要な場合がある。
・近くにはないかもしれない。
ショールームとは、マットレスの製造メーカーが最新製品を含む自社製品の知名度を高める目的や、販売するために製品を並べている展示場のことです。
年中開催している場合もあれば、期間限定で開催している場合などがあり、入場するのに予約が必要など何かしら制限があることもあります。
ショールームにいるのはプロの営業マンですので、専門店の販売員と同等以上の知識を持っていることがほとんどです。
自社製品に関する知識はもちろん、自社製品以外の寝具関連の知識も持っていますので大体の疑問には答えてくれるでしょう。
マットレスを通販で買うならどこがおすすめ?
通販でマットレスを買うならネット通販一択ですが、時と場合によってはテレビ通販やカタログ通販の方が良いこともあります。
ネット通販のメリット・デメリット
- メリット
・価格が安い。
・選択肢が広い。
・情報量が多い。
・購入者のレビューを見ることができる。
・ネット通販でしか販売していない製品もある。
・店舗に行く必要がない。
・年中無休24時間いつでも購入できる。
・隙間時間に選ぶことができる。
・ポイントバックを有効活用できる。 - デメリット
・寝心地を試すことができない。
・送料がかかる。
・選択肢が広すぎて中々決められない。
ネット通販の最大のメリットは選択肢の広さと価格の安さです。
実店舗の場合は保管場所が有限なため、どのタイプの店舗であっても取り扱っていないマットレスが必ず存在します。
ネット通販の場合はスマホやPC1台で、無数にあるオンライン店舗の中から、無数にある製品情報を比較検討することができます。
製品自体の情報も多いですが、実際に購入した人達のレビューを見ることができるというのも、比較材料になるため大きなメリットです。
価格に関しても、複数のオンライン店舗から同じ製品の価格を比較もできるため、実店舗よりもネットの最安値SHOPの方が安いことがほとんどです。
金銭的な面だと他には、ネット限定セールを行っている場合もありますし、ポイントバックもネット通販の方がおすすめです。
店舗の場合はポイントバックを貰ってもそのお店でしか使えませんが、大手ショッピングサイトなどの場合は、サイト内のどのお店でも使えるので無駄がありません。
まずネット通販で購入すると送料がかかるという点ですが、下記の理由からあまり大きな問題ではありません。
- 送料込みの価格でもネットの方が安い。
- ネット通販は送料込みの価格で表示されている製品が多い。
- 店舗でも配送料がかかる場合がある。
次に実際に触ってみたり寝心地を試すことができないという点ですが、これに関してもあまり大きな問題ではありません。
- 一晩寝た場合の寝心地は、店舗で少し横になったくらいでは分からない。
- ベッドパッドなどをマットレスの上に敷いて寝ることになるので、マットレス表面の触り心地はあまり気にする必要はない。
その他にも多少のデメリットはあるかもしれませんが、店舗で買う場合とさほど変わらないようなことばかりです。
むしろ1番のデメリットは、メリットでもある選択肢が広いということかもしれません。
そんな場合は、ポケットコイルマットレスに関してでしたら、当サイトの価格別徹底比較記事は役に立つと思いますので活用していただければと思います。
テレビ通販のメリット・デメリット
- メリット
・楽しみながら製品情報が分かる。
・稀にネット通販よりもお得な場合がある。 - デメリット
・放映時間が決まっている。
・選択肢はないに等しい。
テレビ通販(テレビショッピング)は、楽しみながら製品のことを知ることができるのが特徴です。
ジャパネットたかた・SHOP JAPAN・日本直販などが有名ですが、どこのテレビ通販から買うとしても基本的にはおすすめできません。
1回の放送でマットレスが紹介されていたとしても1種類のみなので、選択肢がその製品しかないからです。
しかし、ごく稀にネット通販の最安値SHOPよりもさらに安い価格で販売されていたり、おまけでついてくる商品の金額まで合わせるとお買い得なことがあります。
運が良ければお宝商品に出会える、というのがテレビ通販の最大のメリットといえるでしょう。
カタログ通販のメリット・デメリット
- メリット
・本が好きな人は楽しめる。
・年配の方も使いやすい。 - デメリット
・選択肢が少ない。
インターネットの普及に伴い、カタログギフト以外では需要が少なくなってしまったカタログ通販ですが、紙媒体のカタログ通販も完全になくなってしまったわけではありません。
ECサイトなどではデジタル版のカタログ通販(デジタルカタログ)を行っているところもあります。
しかし、サイトによってはショッピングサイトを見るのと変わらないようなデジタルカタログも多くあります。
紙媒体のカタログのメリットは、本が好きな方やスマホやPCを使い慣れていない年配の方などが、楽しみながら製品を探すことができるということです。
ただ、カタログはマットレスのみを載せているわけではないので、掲載されているマットレスの数には限りがあり、選択肢が狭くなることがデメリットになります。
まとめ
マットレスを買うなら、店舗とネット通販を併用して購入するマットレスを決めるのがベストです。
店舗で買う場合は、予算に応じてどのタイプの店舗に足を運ぶかを決めたら良いと思いますが、ネットでの価格比較は必ずすることをおすすめします。